RFIDによる危険エリア
接近警報システム
建設現場や工場には、重機の稼働区域、掘削箇所、開口部など、立ち入る前に確認が必要な場所があります。工事の進行やレイアウト変更によって区域や動線が変わると、標識や区画を見落とすことがあります。
RFID危険エリア接近警報「バートリガー」は、危険エリアの手前に設置したコーンバー周辺へRFIDタグ携帯者が近づくと、表示灯で注意を促します。既存の区画表示や立入ルールを補い、危険エリアへ入る前の停止・安全確認を支援します。
危険エリアへの誤進入対策における課題
防護柵、バリケード、標識、誘導、立入手順などは重要な基本対策です。一方、工事の進行や工程変更に伴って区域と作業者が入れ替わる現場では、最新の境界や注意事項を常に分かりやすく保つことが難しい場合があります。
工程に合わせて危険エリアが変わる
掘削の進行、重機の移動、仮設設備の設置などによって、立ち入るべきでない区域や安全な通路が変わることがあります。
標識や区画が見えにくくなる
資材、車両、仮設物などによってカラーコーンや注意表示が隠れたり、多数の表示に紛れたりすると、境界を見落とすことがあります。
作業への集中で周囲確認が遅れる
資材の運搬、図面の確認、他の作業への対応などに意識が向き、危険エリアへの接近に気づくのが遅れる場合があります。
新人や外部作業者へ情報が伝わりにくい
現場に不慣れな作業者や来訪者が、最新の危険箇所、立入範囲、迂回経路を十分に把握できていないことがあります。
慣れや自己判断で手順を省略する
日常作業への慣れから、「短時間だから」「いつもの場所だから」と判断し、定められた通路や確認手順を省略してしまうことがあります。
複数の作業班で変更情報がずれる
元請、協力会社、設備業者など複数の関係者が作業する現場では、区域変更の情報が全員へ同じタイミングで伝わらない場合があります。
コーンバー周辺に検知エリアを形成。RFIDタグ携帯者が近づくと、表示灯で注意を促します。
危険エリアへの進入動線や境界付近へ、トリガーコイルを内蔵したコーンバー、本体ユニット、受信アンテナ、表示灯を設置します。対象となる作業者には、対応するRFIDタグを携帯してもらいます。
タグ携帯者がコーンバー周辺のトリガー磁界へ入ると、タグが反応して電波を発信します。本体ユニットがタグ情報を受信すると表示灯が作動し、タグ携帯者や周囲の人へ停止・安全確認を促します。

コーンバーの設置位置と検知範囲は、危険エリアの境界、接近方向、作業動線、安全に停止できる位置などに合わせて調整します。
