フォークリフトの
高さ制限事故防止支援システム
工場や倉庫の搬入口では、フォークリフトがマストを上げたまま進入し、シャッター上部へ接触するおそれがあります。標識や運転ルールを設けていても、慣れや焦りによって高さ確認が抜けることがあります。
「ヒヤリハンターSBS」は、マストに取り付けたRFIDタグが高さ制限箇所のトリガー磁界へ入ると、警報で運転者へ注意を促します。確認行動のきっかけをつくり、シャッター上部への接触リスク低減を支援します。
フォークリフトの高さ制限対策における課題
高さ制限表示や安全教育を行っていても、マストや荷物の状態、場所ごとに異なる制限高さ、作業中の焦りなどが重なると、上部設備への接触リスクが残ります。
マストを上げたまま進入してしまう
荷役後にマストを十分に下げないまま移動し、シャッターなどの高さ制限箇所へ進入してしまうことがあります。
運転席から上端を確認しにくい
マストや荷物の上端は運転者の視界に入りにくく、通過できる高さかどうかを感覚だけで判断してしまう場合があります。
高さ制限表示を見落とす
標識が視線から外れていたり、周囲の表示に紛れていたりすると、運転者が制限高さを見落とすことがあります。
制限高さが場所ごとに異なる
シャッターやゲートなど、施設内には通過可能な高さが異なる箇所があります。すべての条件を記憶して判断する運用には負担がかかります。
慣れや焦りで確認が抜ける
同じ経路を繰り返し走行する慣れや、入出庫が集中する時間帯の焦りによって、マスト位置や上方の確認が不十分になることがあります。
一度の接触が設備停止につながる
シャッターなどを損傷すると、修理費用だけでなく、搬入口の一時閉鎖や搬送経路の変更など、現場の稼働にも影響する可能性があります。
マストに設置したRFIDタグを高さ制限箇所で検知。光とブザーで運転者へ注意を促します。
RFIDタグを専用ケースへ入れ、フォークリフトのマストへ取り付けます。シャッター上部には、本体ユニット、トリガー送信バー、積層信号灯を設置します。
マストが上がった状態でタグがトリガー磁界へ入ると、タグが電波を発信。本体ユニットが信号を受信し、積層信号灯の赤色LEDとブザーを作動させます。警報を受けた運転者が停止し、マストや荷物の状態を確認する運用を支援します。

タグの取り付け位置とトリガー磁界の範囲は、フォークリフトの車種、マスト形状、制限高さ、進入方向などに合わせて調整します。
