重機・フォークリフトの
段差転落防止支援システム
ごみ処理場や倉庫、物流センターでは、重機やフォークリフトが段差、プラットフォーム、ピットの近くで作業することがあります。車体や積み荷で足元が見えにくい場合や、後退・旋回時には、危険箇所への接近に気づくのが遅れることがあります。
RFID接近検知システム「ヒヤリハンター」は、危険箇所付近に設置したRFIDタグへ車両側のトリガー磁界が届くと、光と音で運転者へ注意を促します。停止して周囲を確認するきっかけをつくり、段差からの転落リスク低減を支援します。
重機・フォークリフトの段差転落対策における課題
ガード、区画表示、誘導、指差し確認などの対策を行っていても、車両が段差やピットの近くで作業する現場では、運転者の目視だけでは補いきれない場面があります。
段差の位置が運転席から見えにくい
バケット、マスト、積み荷、車体などによって足元が隠れ、段差やプラットフォームの端を確認しにくいことがあります。
後退・旋回時の確認が難しい
後退や旋回を伴う作業では進行方向が変わり、車両後部と段差との位置関係を把握しにくくなる場合があります。
暗所では境界が分かりにくい
照明の少ない場所や夜間作業では、床面の区画表示や段差の境界を目視しにくくなることがあります。
危険箇所の近くまで進入する必要がある
荷下ろしや投入作業のため、段差やピットの近くまで車両が進入する動線では、危険箇所への接近そのものを避けにくい場合があります。
慣れや焦りで確認が抜ける
同じ作業の繰り返しによる慣れや、作業量が多い時間帯の焦りによって、停止位置や周囲の確認が不十分になることがあります。
一度の転落が大きな影響につながる
段差から転落すると、作業者の負傷や車両・設備の損傷、作業中断など、現場の稼働へ影響する可能性があります。
車両の周囲に検知エリアを形成。危険箇所付近のRFIDタグへ近づくと、光と音で注意を促します。
重機やフォークリフトへ、ヒヤリハンターの制御ユニット、トリガー送信ボックス、受信アンテナ、信号灯などを取り付けます。段差、プラットフォーム、ピットなどの危険箇所付近には、RFIDタグを固定します。
車両が危険箇所へ近づき、固定したタグが車両周囲のトリガー磁界へ入ると、タグが反応して電波を発信します。車載ヒヤリハンターがタグ情報を受信し、信号灯やブザーを作動させ、運転者の停止・安全確認を促します。

タグの設置位置と検知範囲は、車種、機器の取り付け位置、進入方向、走行速度、必要な停止距離、周辺環境などに合わせて調整します。
